What do you think about a world that is too appropriate?
どうも、アトム・クルーズです。
みんな、テレビドラマって見てるかい?
今時は、テレビじゃなくて、ネットでしか見ないって人も多いのかな。
その要因の一つとして、テレビが面白くなくなったってことが上げれられるが、僕個人の感想としても、昨今のドラマは不作が多いね。
たまに良作があるけど、数は少ない。
週に1~2作品あればいい方だ。
漫画原作が増えて、オリジナルを書ける脚本家が育たないとか、事務所の意向で無理やりタレントを使わないといけないとか…
そんな話はよく聞くけど、1つ思うのは、やれコンプライアンスだ、やれハラスメントだと、昔に比べて禁止事項が多すぎて、どれもちょっと変えただけの似たり寄ったりの作品しか作れなくなったんじゃないかな?
そこへ行くと、この作品だけはあえてコンプライアンスに挑戦した面白い作品と言ってもいいと思うね。
「不適切にもほどがある」
見てない人にはネタバレになってしまうが、昭和のダメおやじが令和にタイムスリップしてしまい、価値観の違いにドタバタするドラマだ。
この時代に、あえて昭和の過激な言葉を織り込んだりして、昭和はこんなに乱れていた…と思わせておいて、その対比として、令和は異常なくらい潔癖な社会になっていることも見て取れる。
コメディー作品ではあるが、考えさせられるところも多い意外と深いドラマだと思っている。
僕は1話目から衝撃を受けた。
令和では「がんばれ」とすら言っちゃいけないんだね。
「がんばれ」の言葉にプレッシャーを感じて体調を崩すそうだ。
そして、会社はなぜ休む社員を擁護し、応援した社員を叱りつける。
それに対し、主人公が「こんな時代を作るために俺達は働いてきたんじゃねー!」と言うシーンには、思わずうなずいてしまった。
弱い立場の人を守るのは大切だが、過保護にするのは違う。
それだと、誰も壁を乗り越えることをやめ、その場にとどまって成長しなくなってしまうだろ?
こうなったのは、多分、人とのつながり方が昭和と随分変わったからっだろうね。
令和という時代は、この先大丈夫なんだろうか?
とか言ったら、もうすぐ「不適切にもほどがある」の放送が始まる!
でもまだ、帰れないんだよな~。
なんだかんだ言って、自分もテレビじゃなく、TVerでドラマを見ていることの方が多いことに今気づかされたよ。
見れる人は、ぜひ、リアルタイムで見て下さいね。
最後に、阿部サダヲさん。
並びに関係者の方々。
勝手に絵を描いてすみません。
気を悪くされないことを願っております。
Thank you for the good drama
2024/5/30アトムプリント