深い海の色、ウルトラマリンブルー

プリントやシャツの色に付いて解説していきます。
今回はウルトラマリンブルーを紹介します。

深い青い色をしていますが、これは宝石の一つ「ラピスラズリ」に由来します。
ラピスラズリは粉砕して顔料として壁画や絵画に使われています。この青を効果的に使ったことで有名な作品が、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」です。衣服の色として使われたものではイル・サッソフェッラートの「祈る聖母」があります。

(ヨハネス・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』)
(イル・サッソフェッラート『祈る聖母』)

ラピスラズリはヨーロッパでは算出しない輸入品であり、海の向こうから運んでくる必要がありました。ウルトラマリンブルーとは「海を越える青」という意味です。19世紀になると合成顔料が開発され、広く使われるようになりました。

シルクプリントでは以下のような色合いです。ウェア類の場合は「マリンブルー」という名前で使われていることが多いです。

白地にプリントすると爽やかな印象を与え、よく映えます。スポーツチームのイメージカラーともしても使えるでしょう。また逆にマリンブルーの地に白を合わせるのもよく目立つデザインとなります。色合わせやデザインについてもアトムプリントにご相談ください。

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