国の青色

色の中には国の名前がついたものがあります。
アトムプリントで取り扱っているウェア類で、よく使われているのがジャパンブルーです。これは「サムライブルー」の愛称で知られる、サッカー日本代表のユニフォームの色が由来となっています。ですが実際には年ごとに微妙に色調は異なっており、かつては白や赤がメインカラーとして用いられたこともあるそうです。

アルゼンチンブルーは国旗の青色に由来しますが、この青色の起原ははっきりしていません。一説には1810年の五月革命の際に用いられた花飾りに由来するとされていますが、これも定かな話ではないそうです。

ブルー・ド・フランスは、18世紀以前のブルボン朝フランス王国時代の旗に由来しています。現在のフランス国旗の青色はやや濃いものが用いられているためやや異なりますが、かつてはカーレースにおけるナショナルカラーとして用いられていたそうです。

ペルシアンブルーは、ペルシア、現在のイランに由来します。イランのモスクや焼き物に用いられた、ラピスラズリを使った青色に由来しています。イスファハンにあるイマーム広場にある青いタイルを使ったモスクは特に壮麗なものとされています。猫の品種であるブルーペルシャとは特に関係ありません。

ジャパン
ブルー
アルゼンチン
ブルー
ブルー・
ド・
フランス
ペルシアン
ブルー

エジプシャンブルーは古代エジプトの壁画等に使われていた顔料に由来します。この顔料は人類最古の合成顔料と言われ、紀元前3000年頃から用いられていたといいます。

シルクプリントではコロンビアブルーが使われていますが、これは国のコロンビアとは関係なく、アメリカのコロンビア大学に由来しています。コロンビア大学では公式のコロンビアブルーの色を定義していますが、かなり明るく、色合いが違うものとなっています。コロンビア大学は準公式のコロンビアブルーも定めており、アトムプリントで用いられるコロンビアブルーはこちらに近いものとなっています。

エジプシャン
ブルー
コロンビア
ブルー
公式の
コロンビア
ブルー
スパニッシュ
ブルー

青色に限らず、様々な由来と名前を持った色はたくさんあります。プリントの際にはぜひご検討ください。