お客様の声をお届け【アトムプリントpress】Vol.1  あんじゅすまいる様(大阪市旭区)


「あんじゅすまいる」(大阪市旭区)

大阪市旭区にある「あんじゅすまいる」さんは、主に重度の障害のあるこどもを対象とした多機能型事業所として、2020年に開設されました。開設時、ロゴデザインやユニフォームをアトムにご依頼いただき、お付き合いがスタート。現在、2つ目の事業所になる放課後デイサービス施設「ワンデイキッズ」を開設されるなど、地域の方のニーズに応えて活動を広げられています。
 
同施設を立ち上げられた株式会社ミチタリテ代表取締役・Kさんと、スタッフのMさんにお話を伺いました。

 

「あんじゅすまいる」施設のご紹介

 

まずは施設拝見。お邪魔しまーす!こちらは指導訓練室。こどもたちが過ごすメインの部屋。

 

 

おもちゃや学習用のグッズがいっぱい。

 

 

 

洗面所やトイレなど施設の至るところにこどもたちが楽しめる装飾が施されています。

 

そしてこちらが浴室です。

 

――わー広いですね!

 

「重度の障がいのあるお子さんも安心して入れるお風呂で、実は初期投資の半分くらい、ここにかかりました(笑)。でも皆さん喜んでくださるので、作ってよかったです」(Kさん)

 

「お子さんも身体が大きくなると介助も大変なので、保護者の方にも助かると言われてます。うちは18歳まで受け入れていて、ここはお風呂に入れるからという理由で選んでくださる方もあるんですよ」(Mさん)

 

あんじゅすまいるの思い

設立から4年・求める声に応えたい

――今年で開所4年目になるあんじゅすまいるさん。設立のきっかけは?

 

Kさん(以下、K):
発達に特性のあるお子さんや障害のあるお子さんのための放課後デイサービス施設はたくさんあるのですが、重度の障害のあるお子さんが通える施設は少ないんです。割合で言うと100分の1くらい。重度の方をお預かりするには、医療面のリスクもあり、看護師の常駐や設備投資も必要で、ハードルが高いんですね。それでも、必要とする人がいるなら応えたいと思って、よし!作ろうと。

 

Mさん(以下、M):
僕はもともと保育士をしていました。声をかけていただいて、開所時からスタッフとして働いています。重度のこどもを迎えるにあたり、安全を重視しつつ、クッキングや遠足、お楽しみ会など、少しでも楽しんでもらえるような取り組みをやっています。


「こどもの日」に皆で作った鯉のぼりが飾られていました♪

 

――Mさんは保育士さんとのことですが、Kさんは前職は何を…

 

K:元々は田舎の信用金庫に10年勤めて、病院の事務、教員免許を取って小学校の教員を3年くらいやっていました。その後、発達障害児のための事業所など、掛け持ちで仕事しながら、お金を貯めて、4年前にこの施設を立ち上げました。

 

――なんと、多才な職歴をお持ちのKさん。
これまでの経験と知識が、今のあんじゅすまいるに結実しているのですね。

 

笑顔が増えて、出来ることが増えていくのを見るのが嬉しい

――施設の特徴を教えてください。

 

M:看護師が常駐しているので、必要な医療的ケアが受けられることが大きいですね。また、お盆とお正月以外は毎日開所しています。現在、登録利用者は40人ほどで、日祝の利用が多いです。

職員は非常勤含め20人くらい。シフトを組んで土日祝の勤務に当たる

 

――仕事のやりがいを感じるのはどんな時でしょうか。

 

M:一番はこどもたちのことですね。やれることが増えて、喜んでいる姿を見るとよかったなあと思います。保護者の方に笑顔が増えたって言ってもらえると嬉しいですね。

 

今後の夢~やりたいことが増えて困ってます(笑)

重度の障害のあるこどもたちの貴重な居場所として、口コミで広がり、問い合わせが増えているというあんじゅすまいるさん。今年春には第2の事業所「ワンデイキッズ」を立ち上げられました。

 

K:あんじゅすまいるはお風呂に入りたい子を優先的に受け入れるようにして、お風呂の要らない子たちのために作ったのがワンデイキッズです。まだ開所したばかりで、片付けが出来てないので、綺麗なところだけ写してくださいね(笑)

大阪市旭区にある放課後デイサービス「ワンディキッズ」
 

内装が終わったばかりの室内

 

――お話を聞かせていただきありがとうございました!最後に今後の夢、目標を教えてください。

 

K:ただ単に来てもらうだけはなく、こどもたちの可能性が広がるようなことをしたいです。また、保護者の方の負担を軽減するのも役目だと思っているので、双方に寄り添い、喜んでもらえるように。新たなニーズのあるところに施設を作れたらとか、やればやるほどやりたいことが増えて困ってます(笑)。そのためにも人材確保が必要なので、働きたい人に訴求するようなウェブデザインや法人としてのビジュアルも整えていきたいですね。

 

デザインを製作させていただきました!

施設のロゴ

「こどもを対象とした事業所なのでポップな感じも欲しいなあって。いくつか作っていただいたデザインの中から1つ選んで、字体や色を相談して、今のデザインになっています」(Mさん)

 

温かみのある優しいピンクを主体に、施設名をひらがなで表記。両サイドに「天使の羽」をシンメトリーに配置しました。羽はサポートする人の手のイメージも含んでいます。

 

サイン類~マグネットプレート・封筒

車両に貼るマグネットプレート

 

封筒

車両に貼るマグネットプレート。
「看板も目につくみたいで、うちの前を通っていて気になっていたという保護者さんもおられました」(Mさん)

 

ロゴを作成するにあたって、施設の封筒も一緒に作成。
背景に大きくロゴが入っています。

 

スタッフユニフォーム

スタッフユニフォーム。肩にロゴの刺繍が入っています。

 

「ユニフォームを作る時、プリントより刺繍が良いと主張した職員がいて、刺繍になりました」

Mさんの言葉に、「刺繍の方が高級感があるし、可愛いですよね〜」と、自画自賛するアトムスタッフ(笑)刺繍は丈夫なので、毎日洗濯する衣服には特におすすめ。1枚からオーダー可能ですので、ぜひ!

 

訪問させていただいたお客様

あんじゅすまいる
児童発達支援放課後等デイサービス
保育所等訪問支援
居宅訪問型児童発達支援
(主に重症心身障害児対応)
〒535-0003 大阪市旭区中宮1丁目1-2
テラサカコーポレーシヨン 1F
電話 06-6955-3232
ウェブサイト
https://ange-smile.com/
インスタグラム
https://www.instagram.com/angeosk1201/

 

ありがとうございました!

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